人間から派生した妖怪

がしゃどくろ

戦で命を落とした亡骸が骨となってなお生者を襲う妖怪 古戦場など、かつて戦があった場所に現れる妖怪。合戦で亡くなった人間や野山でのたれ死んだ人間の霊が集まって生まれるとされます。一般には、数十mを超す巨大な骸骨の姿をしており、がしゃがしゃと音...
もののけ図録

産女・姑獲鳥(うぶめ)、姑獲鳥(こかくちょう)

難産により亡くなった女性が子を求めて生じた妖怪 夜の道端や川べりに、血に塗れた下半身姿で赤子を抱いた姿で現れる妖怪です。「子を抱いてくれ」と、泣きながら赤子を差し出して来て、通行人が赤子を抱くと姿を消します。赤子は次第に重くなり、最終的に石...
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狂骨(きょうこつ)

井戸に打ち捨てられた亡骸が強い怨みによって妖怪化した姿
もののけ図録

猫又(ねこまた)、化け猫

年老いた猫が妖力を帯びて妖怪化した姿
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塗り壁(ぬりかべ)、ぬりぼう

夜道に現れ、人の行く手を遮る妖怪
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饑神(ひだるがみ)、行逢神(ゆきあいがみ)

道で行き逢う人間に取り憑き飢餓感と無力感を与える妖怪
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目一鬼(まひとつのおに)、阿用郷(あよの里)の鬼

奈良時代の古文書に登場する日本最古の鬼
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天邪鬼(あまのじゃく)

嘘と悪戯を好むひねくれ者で邪悪な鬼、その正体は…
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輪入道、片輪車(かたわぐるま)

夜道に現れる炎をまとった車輪の怪異、行き合い、その姿を見つめると…
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座敷童子(ざしきわらし)、蔵ぼっこ

家屋の奥座敷に住み着き福をもたらす存在、しかし、家を去ると…